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うなぎ雑学







             天然うなぎの産地

うなぎ屋に流通している天然うなぎは北海道、沖縄を除く、日本全国と韓国、中国で獲れますが、ここで紹介しているのは当店に入荷している天然うなぎと過去使用した天然うなぎの主だった産地です
                      天然うなぎ

いろんな大きさの天然うなぎ

利根川(とねがわ)

別名「坂東太郎」と呼ばれる日本三大河川の一つで、流域面積は日本一の河川です。
天然鰻は昔から、捕れた川の名前で呼びますが養殖鰻で「板東太郎」という、ブランド鰻もありますので間違えないように気おつけてください。
入荷時期は5月から11月初旬ですが、ほとんど東京の高級鰻料理店に出荷されます。



四万十川(しまんとがわ)仁淀川(によどがわ)

高知県を流れる二河川で「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川と、四万十川に次いで日本第2位の水質をほこる仁淀川。
入荷時期は春から秋にかけてです。
「縄」と呼ばれる置き針で捕れた天然鰻が主流ですが箱モジやボサ、石倉もおこないます。
サイズは四万十川は細い天然うなぎが主流です。
仁淀川はいろいろです。

水温の関係で、高知の河川は他の地域より猟期が長いのも特徴の一つです。
高知の天然うなぎが一般に有名におなった理由に、瀬戸大橋の開通や宅急便の発達などで、比較的新しい現象でした。



  
 吉野川(よしのがわ )
「四国三郎」と呼ばれる日本三大河川のひとつです。
入荷時期は5月から10月頃までで、9月頃から捕れる下りうなぎはかなりまとまって入荷していました。
脂肪分は瀬戸内の天然うなぎよりやや少なめなのが特徴です



 
 木曽三川《木曽川(きそがわ 、長良川ながらがわ、揖斐川いびがわ》

濃尾平野を潤す三河川で、鵜飼やサツキマスなどで知られる河川です。

「うげ」と呼ばれる、竹を編んだ「もじり」で天然うなぎを捕りますが、同じ場所で何回も漁ができませんので三河川を転々と移りながら梅雨頃から九月頃まで漁をおこないます。
残念ですが現在は当店では、取り扱いしなくなりました。



 
 狩野川 (かのがわ)

伊豆を流れる一級河川ですが、上流の天然鰻だけを入荷します。
「穴釣り」と呼ばれる漁法で捕りますのでサイズもいろいろですし、捕れる数も他の漁法より極めてすくないです。入荷時期は水温の高い六月から八月ごろです。
残念ですが現在は当店では、取り扱いしなくなりました。



 
浜名湖(はまなこ)都田川

御存じ浜名湖うなぎの浜名湖とその上流の都田川ですが天然物はあまり知られておりません。路地池の養殖が盛んな頃には、大水などで池から逃げ出した養殖ウナギと区別する為に秋の「下りウナギ」を使用していました。
浜名湖では「かくだて」と呼ばれる定置網漁で捕っていました。
都田川では他の河川同様の漁法です
サイズは秋の太が中心ですが初夏まではいろいろです。
残念ですが現在は当店では、取り扱いしなくなりました。


その他に、東北太平洋沿岸各地、茨城の霞ヶ浦、印旛沼、島根の宍道湖、岡山児島湾、九州の筑後川、球磨川、柳川、有明海、川内川、一ツ瀬川、大淀川など天然うなぎの産地は本州の太平洋側を中心に色々ありま